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健育会グループ シンボルマーク誕生の経緯について

前回の理事長トークでは‘人材について’と‘健育会グループのミッション・ビジョン・バリュー(MVV)について’の話をしましたが、 今日は健育会グループのシンボルマークについて、お話しいたします。 このマークがいつ、どのように作られ今日に至っているか、ご存知でない職員も多いと思います。

健育会 理事長1健育会のシンボルマークが生まれたのは、私が理事長になる前の話ですから、15年以上前のことです。
1980年代半ばから日本でも、企業イメージ・ビジョンの浸透と向上を目的とするコーポレート・アイデンティティいわゆるCIが流行し、多くの企業が社名やシンボルマークの変更などを行っていました。健育会グループもシンボルマークとよべるマークがなかったので、そのような活動を行うことを検討しましたが、他社を見ていると全ての企業で実質的に力になるコーポレート・アイデンティティ戦略が行えていたかというと、私にはそうではないように感じ、健育会グループでの導入には至りませんでした。

そのような中、たしか竹川病院のリハビリテーショングループだったと思います。彼らが独自にユニフォームにマークを付けているのが偶然目にとまりました。 そのマークこそ、現在のシンボルマークの中心の人のマークです。その時発案した職員がすでに退職しており、グループのメンバーに聞いても誰が作ったのか不明でしたが、 私はリハビリを受け元気になる患者さんをイメージさせるそのマークは、「クライアントの心を豊かにする病院グループ」をめざし努力を続けている健育会のマークとしてぴったりだと確信しました。 そこでそのマークを当時あった4つの病院(竹川病院、熱川温泉病院、西伊豆病院、石巻港湾病院)を表す4つの星で囲み、健育会のシンボルマークとして採用したのです。 それ以来、15年間このシンボルマークを使っているのですから、運命的な出会いだったとしかいいようがありません。

健育会 理事長1 そして2010年には病院数が増えてきたことをきっかけに、4つの星を7つのクライアントを表す7つの星への変更を行いました。これをきっかけに、これからも患者さんはもちろん病院・施設に関わる全ての方々(クライアント)の心を豊かにすることをめざしてゆくことを、改めてグループ全体で確認できればと思っています。

読み人知らずのマークではありますが、この健育会のシンボルマークが健育会の組織の中から生まれたマークであること、またグループの方向性を示していることに大きな意義があると感じています。今後も健育会グループとして、このシンボルマークを旗印に、職員がひとつになってMVVの実現に邁進していきたいと考えています。

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