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注意すべきことは、徹底しようとしても部下が言うことを聞かないからといって直ぐにだめな人間としての評価をしてしまうことです。これは私が求めている管理職の姿ではありません。自分が望むようなマンパワーがそろっていない状況においても、限られた人員のなかで、ルールを決めて徹底していかなければならないのです。そこが管理職の難しいところであり、最もやりがいがあるところでもあります。あの人の管理手法が良さそうなので、私もそのやり方を参考にするということはあっても、自分に合った管理手法を自身で考えて取り組んでいただきたいと思います。

また、管理職は部下に健育会グループのビジョンを浸透させていくことが重要です。グループのビジョンを理解していない部下がいれば、理解してもらうように指導しなければなりません。なかには明らかに我々のビジョンに反発するような意見を持っている人もいるかもしれませんが、もしそういった人がいる場合には、我々のグループでは一緒に働くことができないという判断をせざるを得ません。

管理職研修の様子

このように管理職には、難しい側面と面白いやりがいがある両面があります。みなさんには、この研修を通じて、管理職としての面白さを分かっていただくとともに、管理職としてのスキルをしっかりと身につけていただきたいと思います。

もうひとつ管理職の役割として大事なことは、それぞれの職場において、私が経営理念としてかかげていることを、管理職の皆さんが、私に代わって実践することです。私が、経営理念として掲げている職場環境を作っていくことは、全職員に私が約束しています。これは、健育会グループに新しく入職した新人研修においても毎回必ず、私自身が直接話をしています。

理事長トーク