>Vol.156
>理事長トーク
HOME

タイトルバー

現在働いている中国人看護師の皆さんから、やる気に溢れるコメントをもらい、大変嬉しく思っています。現在は、プリセプター(実地指導者)の指導の元に業務を行い、勤務時間内に勉強時間を持って不明点を説明したりするなど、病院としてもフォローをしっかりと行なっています。健育会グループとしても、看護部の定例の会議の際に各メンバーの国家試験対策や生活状況、育成状況などを共有して確認し合うなど、バックアップ体制を整えています。また、先日行われた伊豆地区のマリンスポーツクラブには、両病院のメンバーが参加し楽しんでくれました。皆さん明るく一生懸命で、患者さんからの評判もとても良いとの報告を受けており、私も安心しております。

中国人看護師のみなさん

先のコメントの中にもあったように、中国での看護師の仕事は医療処置が中心で、清拭などのケアは家族が行うことが多いので、その違いに戸惑いもあるようです。患者さんやご家族との丁寧な関わりをもつ日本の看護の良さを感じながら、生活ケアも重要な看護の役割とする日本の看護師の仕事を少しずつ学んでいってほしいと思います。

中国人看護師のみなさん

また現在、3名の中国人メンバーが「老健けやき」や「老健ひなた」でアルバイトをしながら、2018年3月の看護師国家資格合格にむけて猛勉強中です。晴れて合格した際には、来年の4月から健育会グループの病院で働くことになります。

このような中国人看護師プロジェクトやEPAで、医療や看護、介護を通じて、健育会グループが日本と外国の橋渡し役としての役割を担うことができることは嬉しいことです。これからの中国人看護師の皆さんの活躍に期待するとともに、これからも引き続き海外からの医療従事者の受け入れに積極的に取り組んで行きたいと考えています。

理事長トーク