医療法人社団 健育会

健育会グループ 創業64周年

今年、健育会グループは64周年になります。今年のキャッチフレーズは、「一人ひとりの使命感が、ビジョン実現の原動力です。」としています。
ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥先生が講演でおっしゃっていた言葉に「ビジョン＆ワークハード」という印象的な言葉があります。この言葉は、アメリカで山中先生を指導していた教授から言われた言葉で、ビジョンを持っていつでもその実現に向けて一生懸命に仕事をしなさいということですが、私はこの「ビジョンを持ってその実現に向かう」ということが、組織においても個人においても大切なことだと考えています。

信念を持って行動する

健育会グループが60周年を迎えた2013年に、天皇皇后両陛下が「ケアポート板橋」に公式訪問されました。これは、EPAに基づいてフィリピンやインドネシアから看護師・介護福祉士を受け入れていることなどが評価されてのことでした。また、2015年に当時のフィリピンのアキノ大統領が来日された際には、天皇陛下から「（日本で働くフィリピン人の中には）我が国の福祉施設に勤める人々もあり、高齢化する社会の中で大変重要な役割を担ってくれています。」という内容のお話がありました。この外国人看護師・介護福祉士候補を受け入れる取り組みは、我々のグループでは政府より前に先駆けて取り組みを始めたもので、現在ではEPAの他、中国人看護師の受け入れ等、広がってきています。天皇皇后陛下の公式訪問は、我々が信念を持って行動してきた結果が評価されたものであったと思います。