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そして、先行施設では2017年4月より、それ以外の施設では2017年の秋より実際に「部門別採算表」を用いた部門ごとの予算と実績の管理を開始し、毎月の運営会議で「重点項目シート」の運用を始めました。

部門別採算表
入所・通所・訪問等の部門別に「(収入)-(経費)=(差引収益)」と
「(差引収益)÷(総労働時間)=(時間当たり採算)」を算出した管理表のこと。
重点項目シート
「部門別採算表」の予算数値を達成するための重点項目を、収入最大策、経費最小策、労働時間最短策に分け、いつまでに、だれが、何をするかという行動レベルにまで落とし込んだ管理表のこと。

重点項目シート

「重点項目シート」の運用を実際に始めると、当然のことながら予算数値を達成するために、具体的な行動を計画し、実行していく必要が生まれてきます。例えば運用開始前までは、経費の節減について漠然と「水道や電気の使用を削減しよう」と決めていましたが、運用を開始してからは「どこのフロアのいつの時間帯は電気を消す」というように具体的な形に変化しました。また収入面においても、例えば「通所の何曜日の午後は空きがあるので、この空きをアピールするために、居宅何か所にFAXを送ろう」という風に、職員自らが「経費を節減し、収入を上げる」ということに対して、行動できるようになってきています。

重点項目シート

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