>Vol.13
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竹内
職員の方も、本部の人達が到着した時には喜んだでしょうね。
竹川
石巻港湾病院の看護部長が、「これで命が繋がった」と感じたと語っていました。そういうことがあって、また頑張れたと聞いています。
竹内
今回の震災で、MVVの重要性がまさに実体験できたと言う訳ですね。
竹川
本当にそうです。今、研修でMVVの話をする時には、石巻港湾病院のことを話します。まず、地震が発生したときの職員の行動の話をします。そして、震災後、わずか6ヶ月の間に再建できたことを話します。石巻市内の公立病院は、さまざまな支援をうけることができたにもかかわらず、閉院している病院がほとんどです。我々はグループの総力を挙げて支援を行いました。まさに「グループ力」で再建できたといえます。これが「民間」の力だということを職員には話をしています。
竹内
石巻港湾病院に起きた出来事は不幸でしたが、MVVの実践と言う意味で、今回の震災の対応は健育会グループで語り継がれていく出来事になるのでしょう。この度は、ハーバード・ビジネス・スクールの活動にご賛同いただきましてありがとうございます。石巻港湾病院のケースから多くのことを学ばせて頂きたいと思っています。
竹川
多くの学生の方に石巻港湾病院のケースを授業の教材として頂けるのは大変光栄であり、名誉なことです。ハーバード・ビジネス・スクールの学生の皆さんに会えることを楽しみにしております。本日はどうもありがとうございました。

竹内 弘高先生と竹川理事長

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