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そして私は改めて、人に必ず訪れる「死」というものを受け止め、そして「介護をすることで何を提供できるのか」ということについて熟考し、‘ご利用者には「輝きの一日を」’という介護のバリューにたどり着いたのです。

医療職は、「患者さんの病状を改善するために何をするべきか」ということを常に考えることが大事ですが、介護職では必ずしもそうではなく、今日「この日、一日が輝けるように」と、日々の「点を繋いでいくこと」を考えることが大切です。「もう死にたい」と繰り返すご利用者にも「今日、生きていてよかった」と思っていただけるように介護することを目標としています。

「輝きの一日を」という言葉は現場の声を反映したものであり、このバリュー実現のために、職員たちはやりがいをもって働いていると思います。昨年末には第2回介護甲子園において、健育会グループからケアポート板橋・ライフケアガーデン熱川・ひまわり訪問ステーションの3施設が決勝大会に進み、ケアポート板橋が最優秀賞に選ばれました。そこで発表した事例も私たちのバリューが実現できている実例となっており、それが多くの方に認められたということは、私たちにとって大きな自信に結びついています。

現在、介護のMVVを策定する際に活用した現場の職員からのレポートは、今も職員にまとめてもらい、現在ではリクルートに活用しています。介護職を目指す多くの皆さんにこのレポートを読んで頂き、私と同じように健育会グループで働く職員のやりがいを追体験してもらい、共感してくださる方には、是非、健育会グループの介護施設で働いて欲しいと思っています。

働く職員の様子

介護職員の「やりがい体験レポート」より

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