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 全ての発表が終わり、審査員による厳正な審査が行われ、受賞チームが決定しました。
受賞チームは以下のとおりです。

受賞の様子

最優秀賞 竹川病院 チーム名:総務経理保障
「患者様を安全に避難させる為の防災対策」

優秀賞 西伊豆病院 チーム名:一人でも多く助け隊
「地震発生直後!完全確認の確立!!」

上原先生ご講評

受賞チーム発表後、審査委員長の上原先生からご講評を頂きました。
「毎年、取り組みが進化しており、今年も興味深く聞かせて頂きました。受賞された2チーム以外にも高い評価のチームがたくさんありました。昨年起った震災は、私たちにとって忘れられないものになりましたが、今回の受賞チームは、どちらも災害から学んだ事例です。特に竹川病院の簡易マニュアルカードはそのまま使わせて頂きたいくらい完成度の高いものでした。皆さんのように‘問題発生→問題把握→改善’ということを日常的に行っている組織と、行っていない組織では、被災したときの対応にも差が出ると感じています。健育会グループは、震災の際に強い絆を発揮されました。これを改善活動の交流にも繋げ、自分たちのノウハウをみんなのノウハウとして共有し、更に絆を深めて下さい。」というお話や、発表や活動についての技術的なアドバイスを頂きました。

竹川理事長

 最後に健育会グループ 竹川 節男理事長より、「TQM活動発表セミナーも6回目になり、年々活動の質が上がり、内容も良くなってきました。しかし、昨年の覇者も、全国大会では賞をもらうことができませんでした。点数のためにやっている訳ではないですが、全国大会での活躍を期待しています。内容としては、昨年の課題として上げた‘尊厳’をテーマに取り上げたり、年頭所感で掲げた目標を意識している活動もあり、とても取り組みが充実してきたと感じています。皆さんの努力に感謝するとともに、これからの活動に期待します。」との感想が述べられました。

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