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全ての演題が終わった後、亀山教授から以下の講評を頂きました。

大変貴重なご発表とご質問をいただきました。全てのご発表を受けて、3点、お話しさせていただこうと思います。

1点目は、従来介護は三大介護重視型、入浴・排泄・食事ということが重視されており、法 QOLを単なる生活の質ではなくて人生の質に高めたようなご発表があり大変感銘を受けました。

2点目は、意欲、やりがいについてです。これも非常に大きなテーマです。介護職の高度な専門性と言えると思いますが、人の意欲をいかに引き出すことが大切であり、それが生きがいやりがいにつながっていくのだと考えています。意欲を引き出すエンパワーメントの観点のご報告や、「可能性の哲学」といって介護では哲学も追求していますが、そのような哲学のレベルのご発表があったことに対して非常に感銘を受けました。

3点目、リハビリの関係で、この場にはご専門の方々が多数いらっしゃいますが、介護福祉職がリハビリに関わることによって、医学的なリハビリから、生活のリハビリになっているという観点が強調されたのではないかと思います。

全体を通して高度で実践的なご発表であったと感じています。高度な介護を実現していく上で、ますます健育会グループの力を発揮していただきたいと思います。

亀山教授の講評

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