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症例発表 [医療]の部〈全8題〉 座長 熱川温泉病院 院長 田所康之先生

医療の部の症例発表では、熱川温泉病院の田所院長が座長を努め、以下の8題の症例発表が行われました。

竹川病院 看護師/大村倫加

Title「Team approach with smile」
〜重症高次脳機能障害患者が本来の自分らしさを取り戻すまで〜
意思疎通が取りにくい患者さんに対し、様々なニードが満たされないことが不果で「不穏」つながっていると考え、チームでケアを統一した結果、予測以上の改善を遂げた。

石川島記念病院 放射線技師/西村仁

Title発症から治療までの時間が予後を決定する
急性心筋梗塞に対し時間外緊急カテーテルを実施した1症例

〜二次救急を始めるにあたって診療放射線技師の立場から〜
発症から治療までの時間が予後を決定する急性心筋梗塞に対し、時間外緊急カテーテルを行い、心臓病センターとしての治療を達成した。

いわき湯本病院 理学療法士/荻津明

Titleチームでの家族指導により自宅退院となった
遷延性意識障害の一例
患者さんの小さな変化を大切にしてチームで支援した結果、主介護者の意識が変わり介護技術を習得され希望通り自宅退院となった。

西伊豆健育会病院 医師/野々上智

Title「学ぶ力の集大成」〜スタッフの使命感が奇跡を起こした症例〜
クラッシュ症候群が疑われる患者さんの搬送依頼から、万全の状態で受け入れュ症候群を否定し三次救急病院へ耐えうるよう状態を安定化させ、ドクターヘリにて無事に三時救急病院へ搬送することができた。

茅ヶ崎セントラルクリニック 臨床工学技士/小田島英明

Title患者さんと学んだ透析導入年数最長記録の軌跡
37歳で透析を導入し、39年間にわたり透析を継続してきたことから、合併症を併発し日常生活に支障をきたしていた患者さんに、各職種のメンバーが共同し、合併症の発症を予防し、最長透析期間記録を更新した。

花川病院 看護師/加藤陽子

Title患者と家族の思いに寄り添って
〜ADL全介助から独居で自宅退院へ〜
入院時に日常生活動作全てに介助を要する状態であった患者さんとその家族にで役割分担をしながら関わることにより、独居可能となった。

熱川温泉病院 介護職員/前田美保

Title状況を受け入れられない失語の患者に対して
信頼関係が構築でき自宅退院できた事例
軽度の運動麻痺・感覚性失語・高次脳機能障害を呈し、入院が理解できないくADLが改善し自宅退院することができた。

石巻健育会病院 看護師/鈴木正人

Title患者の予後を変えた経口摂取への取り組み
〜チームアプローチが及ぼした患者と家族の心境の変化〜
廃用症候群により、食への意欲・嚥下機能・認知力低下があり、家族は積極的ADLが改善し施設退院に至った。

教育・研修