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『2025年のその先を見据えた地域包括ケアを考える』

その後、筑波大学附属病院 横谷 省治 先生を講師としてお招きし、『2025年のその先を見据えた地域包括ケアを考える』という演題で教育講演を賜りました。

講演 2025年のその先を見据えた地域包括ケアを考える 筑波大学附属病院 横谷 省治 先生 講演要旨

「アクセス」「クオリティ」「コスト」どれを優先させるのか。
  • 「アクセス:医療や介護が利用しやすい」「クオリティ:医療の質、介護の質」「コスト:かかる費用」ということである。
  • アクセスよく、クオリティを高く、コストを低くということができるのが理想だが、3つを同時に成り立たせることは難しい。
  • 3つ成り立たせるのが難しければ、では、何を優先させたらいいのか。
  • (会場挙手にて)クオリティ最優先と答えた方が多い。
  • そして、妥協するのはアクセスだと思う。みんながいつでも、思うところで思うサービスを受けられるというのを妥協せざるを得ない。

「アクセス」「クオリティ」「コスト」どれを優先させるのか。

「アクセス」「クオリティ」「コスト」どれを優先させるのか。

医療の集約化での工夫
  • 医療の集約化を行ない、アクセスが悪くなった場合、その不便さをどのように補っていったらいいか。
  • 基本的には従来の拡大路線から、撤退戦になる。
  • そして「病気を治す」から、「地域で健康を守る」ことにシフトしていくことである。

医療の集約化での工夫

医療の集約化での工夫

教育・研修