最新レポート

介護の部の症例発表の後は、医療の部の症例発表が行われ、以下の8題の発表が行われました。

症例発表[医療]の部〈全8題〉

茅ヶ崎セントラルクリニック 看護師/三輪山 明香

茅ヶ崎セントラルクリニック 看護師/三輪山 明香

患者さんと歩む透析導入年数最長記録への道
51歳で透析導入後、30年にわたる長期透析により日常生活に支障をきたしていた。各職種のメンバーが協働し、専門性を活かして患者へのアプローチを行うことにより、安定した透析の提供、合併症の発症を予防することにつとめ、当院での長期透析記録を更新中となっている。

西伊豆健育会病院 医師/吉田 正

西伊豆健育会病院 医師/吉田 正

「コードレッド」〜「コードレッド」ってなに?〜 「コードブルー」じゃないの!? 〜
早朝のスタッフの人数が限られている状況下で、緊急搬送された重篤な患者に対し、平素より培っていた救急患者への対応の成果を生かしてコードレッド(一般的には火事などの災害時に用いられる言葉だが、緊急に人手が欲しい時に宣言)の宣言をし、少数精鋭で適切な初期治療により状態を安定させ、高度医療機関に搬送した。

熱川温泉病院 作業療法士/横田 光雄

熱川温泉病院 作業療法士/横田 光雄

交通外傷により外傷性くも膜下出血を受傷し、高次脳機能障害を呈した一例〜コミュニケーションや笑顔などの快刺激に着目して〜
交通外傷後にくも膜下出血を呈し、回復過程において著明な高次脳機能障害が生じ、対応に難渋していた症例に対して、様々な状況に応じたチームでの対応・支援を行なった結果、在宅復帰に結びつけることができた。

石巻健育会病院 看護師/星 亜紀

石巻健育会病院 看護師/星 亜紀

大腿骨頸部骨折高齢患者へのチームアプローチ〜 安静を守るための認知症ケア 〜
大腿骨頸部骨折で入院した高齢認知症患者に、入院当初から個別的な認知症ケアを行い多職種で介入したことにより、安静が保たれ、疼痛が軽減し、見守りで車いす移乗が可能となり、短期間で家族が希望する自宅復帰に繋がった。

教育・研修