最新レポート

竹川病院 看護師/郡司 麻恵子

竹川病院 看護師/郡司 麻恵子

予後6ヶ月療養入院患者のしているADLをできるADLに近づけ実現した早期退院
廃用要素が強く動作には全介助を要する患者で、前医にて推定予後6ヶ月未満との診断を受け、終身予定で当院に転院。しかし、他職種で目標・情報を共有しケア・リハビリすることで、次第に自ら行う動作が増え、患者のリハビリ意欲と行動向上につながり、本人が希望する自宅退院へ繋がった。

石川島記念病院 医師/片岡 喜直

石川島記念病院 医師/片岡 喜直

術前・術後の介入で在宅復帰できた高齢者肺癌手術症例
非小細胞肺癌の手術が決定していながら、術前に全身状態が悪化し、ADLの低下をきたしたため、一時は手術を諦めざるを得ないかという状態に陥ったが、治療、リハビリテーション・栄養の介入により回復し手術を行うことができ、さらに術後も介入することで自宅での独居生活に復帰できた。

いわき湯本病院 理学療法士/小野 雄太郎

いわき湯本病院 理学療法士/小野 雄太郎

急性大動脈解離術後に対麻痺症状と膀胱直腸障害を呈した症例〜 歩行動作・トイレ動作自立して自宅退院に至った事例 〜
急性大動脈解離術後に対麻痺症状と膀胱直腸障害を合併した患者から「また歩けるようになって、家に帰りたい」という強い訴えがあった。そこで、積極的なカンファレンスを通じて細かな目標設定を行い、それに対してチームアプローチを進めた結果、入院からわずか3ヶ月で歩行動作自立・排泄動作自立まで改善し自宅退院につなげることができた。

花川病院 理学療法士/山本 恭央

花川病院 理学療法士/山本 恭央

橋出血後患者に対し部分免荷トレッドミルを使用した事で独歩での自宅退院が可能となった症例
橋出血に伴う重度の失調と感覚障害により、ADL全介助、経管栄養、尿道カテーテル挿入の状態で入院され、意識障害も残存していたが、血腫の吸収にともなって当初の予定よりも大きな改善が認められたため、チームで密に連携を図り、部分免荷トレッドミルを使用するなどし、本人のできる能力としている能力を常に一致させることで、自宅復帰に繋がった。

教育・研修