Vol.190 健育会グループ 平成30年度 医師研修会が行われました

そしてその後は、医師研修会の恒例、ご家族のみなさんも招いた懇親会を行いました。乾杯のご挨拶は、湘南慶育病院の鈴木院長に音頭をとっていただきました。

鈴木院長からは乾杯のご発声の前に、以下のようなご挨拶をいただきました。

私は今年の4月から健育会に入らせていただきました。3月まで慶應義塾大学医学部で学生を教えており、急性期医療の場に身を置いてきました。これまで病気が発生した後、いかに正確に診断をつけて、適切な治療を施し、容態を安定させるかというところまでを行ってきました。しかしその後の療養に関しての医学教育は、私はまだまだであったと、健育会グループで働くようになってから実感しております。現在、終末期医療や慢性期医療について、猛勉強中です。日々カンファレンスや回診をしておりますと、いわゆる終末期、そしてCPAの問題にも、日々直面しております。今日の箕岡先生のご講演では、この半年間に病棟で患者さんに接してきた経験から、非常に直感的に伝わるものがありました。
健育会グループでは、医師だけでなくコ・メディカルに向けても色々とアクティビティがあり、いかに患者さんの目線で医療を施して行くかと言うことを日々勉強させていただいています。このような研修会を企画していただけるのも、我々医師にとってありがたいことです。非常に素晴らしい医療法人であると実感しております。これからもここに身を置かせていただく限り、グループの発展に寄与して行きたいと考えております。よろしくお願いいたします。