Vol.225 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)等の感染予防についての現況報告

終息宣言を迎えたのち、1月18日に石川島記念病院、翌19日にはねりま健育会病院を感染対策チームとともに私も訪問して、病棟ラウンドを行いました。

石川島記念病院では、陽性者は出ましたがクラスターを未然に防いでくれたことへのねぎらいを伝えるとともに、今後の心得をお話ししました。

陽性者は出ましたが、クラスターの発生を未然に防いだことは頑張ったと評価します。今後1年は同じ社会情勢が続くと思うので、今回のことを教訓にしていただきたい。
患者さんは事前に検査してウイルス感染をチェックできますが、職員は知らない間に持ち込むケースがあります。また、最初の検査で陰性であった患者さんが数日後に陽性になり、慌てて隔離した例もありましたので油断はできません。「早期発見、早期隔離、すばやい対応」を今後も徹底してください。

一方、ねりま健育会病院では、大規模クラスター終息への活動のねぎらいに加え、本来の病院機能の復興とそのスピードの重要性など、これからみなさんに期待することをお伝えしました。

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