Vol.276 第16回「チーム医療症例検討会」を開催しました

全発表後には、鈴木院長より講評をいただきました。

全体を通して、右側の脳の病変症例が多かったと思います。左側の障害に比べて、右側は劣位半球ですので言語障害等は起こりませんが、空間認識や病態失認など特殊な症状が起こりやすくなります。これは治りそうで治らない、リハビリテーションにとっては非常に厄介な障害ですが、これらの困難を乗り切って見事に回復したという症例が今日は非常に多かったと思います。 本当に勉強になりました。

最後に今回主催した湘南慶育病院の鈴木院長から、次回の主催を引き継ぐ竹川病院の田中院長へ、成功の鍵の受け渡しが行われ、湘南慶育病院の間山文博マネージングディレクターによる閉会の挨拶で無事発表会は終了しました。

今回の発表では、介護部門、医療部門ともにワンチームで諦めずに取り組み、素晴らしい結果を残した症例が数多く発表されました。大変誇らしいことだと感じています。引き続き、チーム医療の重要性を再認識し、日々の業務に取り組んでもらえることを期待しています。