患者さんにとっても、職員にとっても、いい病院にしていきたい
- 湘南慶育病院理学療法士(PT)M.H.さん
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2008年入職・転職(一般企業)
社会人を経験してから専門学校に入学し、キャリアチェンジ。竹川病院から始まった理学療法士としての新しい日々は、充実したものとなった。そしてさらなる活躍の場を求めて湘南慶育病院へ。彼の向上心はとどまることを知らない。
社会人からのキャリアチェンジ
理学療法士を目指す前は、もともと一般企業で働いていました。社会人を経験したのですが職が自分に合っていなかったのか、なかなか明るい未来を描けなかったんです。そのような中、何か国家資格を取得して手に職をつけたいと考えました。
もともと私は人と接することが好きで「人を笑顔にしたい」という気持ちが強かったので、それが実現できる資格を色々と調べているうちに理学療法士に辿り着きました。そして一念発起して専門学校を受験し合格。その後、28歳の時に資格を取得して竹川病院に入職しました。高校を卒業してすぐに理学療法士を目指すよりも回り道にはなりましたが、社会人を経験後の学生生活は目的意識が明確で積極的になれましたし、振り返ってみれば自分にとってはそれが通るべき道だったのかなと感じています。
理学療法士はやりがいのある仕事
理学療法士という仕事にとてもやりがいを感じています。ご病気になって日常生活がままならない患者さんのリハビリを担当させていただき、少しずつ良くなって笑顔が戻ってくるのと、本当に嬉しく思います。これは竹川病院での話ですが、担当させていただいた患者さんが退院後にわざわざ病院にお越しになり「こんなに良くなったよ!」と元気になられた姿を見せにきてくださったこともありました。その時は、患者さんの元気なお姿に「この仕事をやっていてよかったなぁ」と大変感動しました。
健育会グループではMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)、病院では病院理念が掲げられており、自分たちが進むべき方向が明確となっているので、それが働きやすさにもつながっていると思います。また教育体制もしっかりとしていて、学会や研修会などにも積極的に参加でき、職員の成長を応援してくれる体制があるので、もっと頑張ろうという気持ちになりますね。
活躍の場は湘南慶育病院へ
竹川病院で丸9年働き、藤沢市に新しく「湘南慶育病院」ができるということを知り異動の希望を出しました。日本で初めて大学と密に協働して最先端のリハビリテーションを行うということで、自分もぜひ関わってみたいと思ったからです。
病院のオープニングの準備に携われたのも貴重な経験になりましたし、日々のリハビリに加えて慶應義塾大学との協働プロジェクトも始まるなど、忙しい毎日を送ってます。まだオープンして1年経たない生まれたばかりの組織なので、決めていかなければいけないこともたくさんあります。私は入職10年目の中堅職員となるのでしっかりとリーダシップを発揮し、若手のスタッフと一つひとつ丁寧に課題について話し合って、患者さんにとっても職員にとってもいい病院にしていきたい、と考えています。
情報は取材当時のものです。