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イメージ  全ての発表が終わった段階で審査員は審査に入りました。座長の上原先生から「素晴らしい発表をありがとうございました。医療は標準化できないことが多いですが、起こっていることに対して、問題や現状を把握し、要因を分析して対策を立てていくことが大切です。健育会グループの皆さんが、このように自ら活動し改善していることは大変素晴らしいことだと思います。今後も活動を紹介して頂きたいし、さらに難しい課題にもチャレンジしてほしいと思います。」との講評を頂き、更に充実した発表にするためのアドバイスもお話しいただきました。

 そして、いよいよ審査結果の発表です。発表は審査委員長の長谷川先生より行われました。「大変充実した発表で、前回と比較しても進歩していると感じました。学会発表としても通用するレベルだと思いますし、ちょっと手を加えることで論文としても発表できる活動だと感じます。審査する中で審査基準に加えて、健育会の理念であるMVVが現場で理解され、活動に結びついていること、そして組織として得られた知見を広げているということということも加味し、受賞チームを選びました。」というお話の後、優秀賞と最優秀賞の発表をして頂きました。

受賞チームは以下のとおりです。

 最後に健育会 理事長である竹川 節男より、「今回の第5回TQM活動発表セミナーは4回目と比較して進歩していると感じました。全体として、TQC(Total Quality Control)からTQM(Total Quality Management)へ、つまり単なる改善活動からマネジメントへ生かされる活動へ進化してきているのではないでしょうか。健育会グループでは、‘患者さん・利用者さん一人ひとりの尊厳は平等である’ということを最も大切にしており、次回は‘尊厳’というテーマを考え抜いた活動にも期待したいと思います。」との感想が述べられました。

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