健育会グループは竹川病院からはじまり「医療」をベースにしてきました。そして、その後、介護分野がまた一つ大きな柱として成長してきたわけですが、これから先の10年、20年を鑑みたとき、ここで再び原点に戻り、「医療分野」でさらに新たな取り組みを模索していていくべきだと考えています。その一つが、石川島記念病院での新たな診療分野の模索であり、また、初の民間医療法人と大学との協同による運営計画プロジェクトへの参画です。国の政策、そして地域の医療ニーズに合わせ、健育会グループの強みであるチーム医療を活かし、そしてさらに高度な医療を提供できる病院に成長していくこと、すなわち全世代に「選ばれ続ける病院」になることが、健育会グループの継続的成長には不可欠だと考えています。
健育会グループは、これから新たな取り組みを進め、今後も発展していきます。私は、伝統ある組織というものは、創立の精神を時代・環境の変化に合わせていく柔軟性や適応力がある組織だと考えています。健育会グループは、伝統あるグループとして、皆さんとともに、未来を見据え、未来を創りたいと考えています。