Vol.224 健育会グループ本部から年頭所感を発信しました

その後、今年は全てオンラインで、本部から2021年頭所感を発信しました。

昨年からCOVID-19が日本中に広がっている中で、第1波、第2波は皆さんの努力によって乗り切ることができました。11月末の第3四半期終了時点で健育会グループは、素晴らしい数字を達成しています。これもひとえに皆さんの努力のおかげだと思っています。

しかし12月に入り、ねりま健育会病院で大規模クラスターが発生しました。下旬には、石川島記念病院でPCR検査陽性の職員や患者さんが出ており、今まさにクラスター発生かどうかという予断を許さない状況になっています。両院共、年末年始に職員を総動員して、感染拡大を防ぐための対応にあたりました。両院の職員も含めた健育会グループ全病院・施設の皆さんの日々の努力に対して、私は本当に感謝すると同時に、誇りに思っています。

今年も厳しい状況が予想されますが、One Teamであらゆる局面に素早く対応することが、大惨事を未然に防ぐことにつながります。クラスターが発生してしまうと治療やリハビリができなくなり、患者さんやご家族に迷惑をお掛けすることになり、残った職員の負担も増えます。さらに社会の不安が高まることにもなってしまいます。それを防ぐためには、今までに以上に固いチームワークで、昨年以上に強いOne Teamにならなければいけません。

とはいえ、長期間にわたって集中力を維持することは大変です。疲れがたまって、いつの間にか集中力が切れしまうこともあるでしょう。1年以上集中力を保つためには、皆さんに心のゆとりも必要だと思います。私は、職場環境を見直し、整備して、忙しい中でも皆さんが心のゆとりを持てるように、1年間取り組みたいと考えています。守っているだけでは、我々が掲げるビジョンを達成できません。少しずつでも進み続けることが大切です。今年は丑年です。牛のように、脇目も振らずゆっくりと進んでいく。そうした姿勢で、健育会グループは今年1年間に臨みます。皆さん、一緒に進んでいきましょう。