Vol.251 バッカーズ寺子屋の塾生に向けて講演を行いました。

講演では、医師ではなく、あくまで経営者としての話をしました。
我々が運営する病院は民間病院であり、利益を得ることで経営が成り立つことは企業と同じです。企業の存在意義、経営者に必要なことについて、医療の視点も含めてお話ししました。最後は、オミクロン株が猛威を奮っている中、昨年コロナ専用病院に転換し、医療の最前線で奮闘を続けている石川島記念病院の紹介をしました。

講演後には、塾生たちからの質問を受ける時間を設けました。「コロナはどうやって食い止められると思いますか?」などコロナに関する質問は多かったのですが、時には「お小遣いを貯めすぎて経済がまわっていないと言われました。経済を回すためにはお小遣いを使ったほうが良いでしょうか?」といったユニークな質問もありました。

バッカーズ寺子屋では、聞くだけでなく考えて発言できるように常々伝えているということで、どの方からも的確な質問があり、講演に取り組む塾生のみなさんの姿勢には感服しました。将来、この中から、日本の医療の将来を担う人材が生まれることを願っています。健育会グループでは、バッカーズの活動をこれからも支援していきたいと考えています。