最新レポート
各病院・施設よりグループ内地区予選を勝ち抜いたTQM活動は以下の通りです。（前半2/2）
- 透析に置けるツり回数の低減！
- 透析中の患者さんの苦痛を軽減するため、透析中に辛いことの筆頭に上げられるツりを減らすための取り組みを実施。特にツりを起しやすい患者さん2名に対し、栄養士による食事・飲水量の指導、医師・看護師による日常の運動方法の指導、臨床工学技師による水を抜く方法の変更をおこなったところ、平均ツり回数を減らすことができた。
- 与薬インシデントを減らそう
- 与薬インシデントを減少するため、平成25年度は与薬業務のフロー改善とスリム化を図り、効果を得た。平成26年度については患者投薬場面での対策に焦点をあてて活動した。ダブルチェックのルールはあるが、確認手順が様々という現状から、ダブルチェック方法を確立しDVDを制作するなどして取り組みを行ったところ、発生件数を減らすことができ、目標数値を達成した。
- アクティビティを考えよう！！ 〜環境変化でご利用者の自立度アップ大作戦！！〜
- 約70%のご利用者が歩行自立水準にあるのに関わらず、職員がアクティビティの準備から片付けまで行っていた状況から、ご利用者の自立度向上を目指すため、道具を100％自己管理できるよう、環境整備等の取組みを行った。取り組みを行うことで、自己管理率が100%となり、「自分のタイミングで動くことができて嬉しい」「自分でやってみよう」というご利用者の声も聞こえるようになった。
- 落薬インシデントゼロを目指して
- 与薬インシデントは、発生数は少ないが重要事項であり、スタッフのスキルに左右されることから、ルールを見直し、「落薬・施行忘れインシデントの発生」を指標として発生0を目指した。「服用方法の情報カード導入」「薬剤師がセットした薬の数の、電子カルテとの照合」「与薬時間を下膳後に統一」など取り組みを行ったところ、取り組み実施後は発生件数0件で推移している。