理事長講話 要旨

• 医師研修会では、ここ数年、終末期医療の問題を取り上げてきた。今年は、箕岡医院 院長 で日本臨床倫理学会 理事であられる箕岡真子先生にご講演いただく。
• 健育会グループでは医師の役割を「医療における倫理の番人」「医療チームのリーダー」と規定している。言うまでもなく、医師は患者さんに信頼されなければならない。
• 終末期医療だけに留まらず、高齢の患者さんの病状が急変したときの対応は、もちろん患者さんご本人やご家族の意向を尊重すべきですが、多くの場合「どうしたらいいのか、わからない」と言うのが、患者さん・ご家族の思いである。
• そのような時、医者はリーダーシップをとって患者さんにとって一番いい方法へと導いていかなければならない。そのためには人間力と高い倫理観が必要だと考える。
• 本日の研修で、さらに皆さんの魂に磨きをかけていただきたい。