Vol.1942019年 年頭所感

医療法人社団 健育会 理事長竹川 節男

vol194
明けましておめでとうございます

健育会グループは今年、創立66周年を迎えます。
60周年を迎えてからこの5年間は病院・施設数、そして職員の数も増えグループの成長が著しく輝いた5年間でした。

そして今、健育会グループは5年後に70周年を迎えるにあたり、厳しい困難を乗り越え新しいフェーズを迎えようとしています。

これからの5年間は、健育会グループの全ての病院・施設が「地域の行政・住民から指名された一流の病院・施設」であり続けるために、私たちはその高い期待にしっかりと応えていく必要があります。

昨年の年頭所感で私は、「これまで頑張ってきてくれた職員の皆さん、そして新しく仲間に加わった職員の皆さんと共に、健育会グループの伝統・文化を共有し、「新しい風」を創っていきたい」と皆さんに伝えました。その言葉通り、大泉学園複合施設 ねりま健育会病院/ライフサポートねりまは、酒向院長のリーダシップのもと開院1年4ヶ月で満床を達成するなど目標を有言実行し、「新しい風」を創ってくれました。また湘南慶育病院は、昨年4月に院長に鈴木 則宏先生を迎え、その5ヶ月後には230床フルオープンとなり、新たに病院理念も策定しました。その後、地域に溶け込む医療を目標に短期間でベッド稼働率を上げ、先月満床を達成しました。正にこれからの成長を期待させる健育会グループのルーキーとして、「新しい風」を創ってくれたと感じています。

今年は、心(Mind)・技(Skill)・協(Collaboration)。
皆で協力し合うことで風を起こし、ビジョンを達成していきます。大切なのは職員の皆さん一人一人が、それぞれの職場で心と技を磨き、お互いに協力し合うことです。すると、そこには風が起きるはずです。きっとその風ははじめは小さいでしょう。しかし私は、その風はやがて少しずつ大きな風へとなり、それが病院理念の実現の力へ、ひいては健育会グループのビジョン達成への大きな力となっていくと確信しています。

66th