Vol.220 第14回看護・リハビリテーション研究会を開催しました

最後は、私が下記の閉会のあいさつをして締めくくりました。

健育会の初めての⼤々的な WEB 学会ということで上⼿くいくか⼼配していましたが、無事に終えることができました。今回に限らず、健育会グループの看護とリハビリテーションのレベルは上がっていると感じています。やはりグループの全員が、研究しよう、頑張ろうという姿勢で⽇々の業務に臨み、我々の諦めないという気持ちが患者さんにも伝わっているのではないかと思います。

私は、皆さんの研究が他の学会で⾼く評価されることも大事ですが、患者さんやそのご家族に 「こんなに良くなりました」と⾔っていただくことが、我々医療職の誇りだと思っています。そのために⽇々研鑽、研修を重ね、もっと良くなるのではないかということを探求して、14年間研究会を続けてきたのです。

今後も看護やリハビリテーションに関する新しい医療機器に関しては、積極的に投資していきます。健育会が新しい機器を導入して、結果を出していくことが大事です。研究とは、こうしたらこうなるだろうという仮説を⽴て、検証するものであり、我々の研究会はその域に達してきています。

また、医師ができることにも限界がありますので、それをカバーする看護とリハビリテーションはとても⼤切です。本当に皆さん頑張っていると思いますが、健育会の看護とリハビリテーションがどの医療法⼈にも負けない最⾼のレベルになるために、もう少し頑張って更に上を⽬指してください。

健育会の学習・研究意欲の高さは、グループ外からも高い評価を得ており、健育会の大きな強みの一つになっています。コロナ禍という逆境にもかかわらず、WEB会議形式という新しい試みの下、こうして看護・リハビリテーション研究会を開催できたことは、本当に良かったと思います。今後もグループ内外を問わずさまざまな学会に参加し、健育会全体の医療の質を高めて一人でも多くの患者さんを救えるように努めてください。それが、私たちの社会的使命を果たすことであり、存在意義を高めることにもつながります。看護職や介護職だけなく健育会の全ての職員が絶えず研鑽を積み、引き続き健育会を支えてくれることを期待しています。