はじめに私から、湘南慶育病院に対する理解を深めていただけるように、病院開設までの経緯や設立の目的、理念などをお話ししました。
「湘南慶育病院の設立は、2014年に湘南藤沢キャンパス内に病院を作ってほしい、と健育会に依頼頂いたのがきっかけです。また、この地区は藤沢市が慶應義塾大学にだけ使用を認めた場所であったため、藤沢市、慶應義塾大学、健育会の三者協議を行い、無事病院設立が実現いたしました。
設立にあたっては、神奈川県の黒岩知事にも後押しを頂きましたが、神奈川県は地域医療計画を踏まえて慢性期の病院を希望していました。一方、藤沢市は救急病院を希望したため、妥協案としてリハビリテーション病棟と救急医療を行うフロアを併設した病院となった次第です。現在はラボの運営も含めて慶應義塾大学と連携を取って運営しています。」
その後、鈴木則宏院長がスライドを使って病院の概要と、院内のフロア構成や診療体制、回復期病棟の設置機器やリハビリテーションへの取り組みについてご紹介しました。