Vol.249 仕事始めの日、年頭所感を全職員に語り掛けました。

昨年、私は市中で障害を持つ2名の方を見かけましたが、彼らは親の温かな愛に包まれ、本当に幸せそうでした。愛情があれば、どんな方も幸せな生活が送ることができるはずです。私たち医療従事者も“愛情を持って親身な対応”そして“迅速な対応”を心がけていいただきたい。そのためには、私たち自身の心に余裕が必要です。豊かな気持ちを持ちながら、新たなことに積極的に挑戦してください。

昨年は新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて、年頭所感はオンラインにとどめ、各施設への訪問は控えました。本年は感染対策を万全に行った上、例年通りに各施設を訪問。直接、みなさんのお顔を見て伝えたいことがあったからです。

各施設では年頭所感に加え、課題点などを個別にお話しました。その後、幹部の方に残っていただき、私が考える「幹部の役割」について話す場を設定。施設・幹部ともに、多少厳しい言葉もあったかもしれませんが、ふだんみなさんの努力を見た上で期待を込めたメッセージです。人手不足や育成など問題は尽きないでしょう。私も最大の力を尽くしますので、これからも一緒に頑張ってついてきてほしいと思います。