また、健育会グループのすべての病院施設では来年度中にスマートフォンの導入をしたいと考えています。
今回の取り組みで生まれたAI技術は、将来的に医療介護業界でも広く共有され、日本における課題解決の一助となることを目指しています。
松尾豊教授
1997年 東京大学工学部電子情報工学科卒業
2002年 同大学院博士課程修了.博士(工学).同年より,産業技術総合研究所研究員
2005年8月よりスタンフォード大学客員研究員
2007年10月より、東京大学大学院工学系研究科総合研究機構/知の構造化センター/技術経営戦略学専攻 准教授
2014年より、東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 グローバル消費インテリジェンス寄付講座 共同代表・特任准教授。
2019年より、東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター/技術経営戦略学専攻 教授。
2002年 人工知能学会論文賞、2007年 情報処理学会 長尾真記念特別賞受賞。
人工知能学会では2012年〜14年 編集委員長、2014年~18年 倫理委員長、2020年~22年 理事。
2017年より日本ディープラーニング協会理事長。
2019年よりソフトバンクグループ社外取締役。
2021年より新しい資本主義実現会議 有識者構成員。
2023年より、技術経営戦略学専攻 専攻長。
専門は,人工知能、深層学習、Webマイニング。
〇研究内容
人工知能、特に深層学習に関する研究を行っています。深層学習のさまざまなアルゴリズム、深層生成モデル、深層強化学習、大規模言語モデルなどの研究を行っています。また、各種のビックデータの分析や、ビジネスモデルの研究も行っています。
松尾研究所
産学共創によるイノベーションのスパイラルを実現する
松尾研究所は、東京大学大学院工学系研究科松尾研究室とビジョンを共有し、大学・企業・スタートアップによる産学共創のエコシステムを実現することを目指し誕生しました。
アカデミアで生み出された先端技術を産業界に繋げ、社会実装を通じ得られた知見をまたアカデミアに還元することで、次の時代の礎となる人材・先端技術を育成する、イノベーションのスパイラルを創出します。深層学習領域の応用研究と社会実装、産業界におけるAI・DX人材の育成、企業のDX推進に資するスタートアップの育成等に取り組んでいます。