昨年は、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手をはじめとして、
パリオリンピック・パラリンピックでも日本人選手が活躍するという、
日本人の個人の活躍が非常に目立った一方、
国の経済力を表す指標は低下したというこの二つが非常に対照的な年でした。
私たち日本人は、目標を意識してそれに向かって頑張る国民性があります。
更に、それがチームの目標となると、個人の力を超えて頑張ります。
そんな日本人の特性が発揮されたことが大谷選手や
パリオリンピック選手の活躍に繋がったのだと思います。
我々健育会グループも、70周年からOur Teamを掲げて取り組んできました。
一人で頑張るのではなく、チームの目標を設定しています。
患者さんの治療はもとより、医療の安全、経営をチームで取り組み、
チームの一員としてやるべきことを理解して日々仕事をすると、
本当に良いチームが形成されると思います。
まずは自分の職場のチーム、そして病院・施設全体のチーム、
更にグループ全体がOur Teamであり、自分はその一員であることを心がけて行動する。
それが「光り輝く民間病院」を築いていきます。
今年「健育会グループの伝統に基づいた文化」を築くことにチャレンジします。
職員全員が、人間の尊厳は平等である、人の命は何よりも尊いという
医療人の哲学に基づいた行動をすることを期待します。