Vol.340健育会グループのテーマは「人の尊厳は皆、平等である」

医療法人社団 健育会 理事長竹川 節男

vol340

「人の尊厳は皆、平等である」というこの言葉は、健育会全職員の哲学です。

日頃から、私が常に皆さんにお話ししている「人間の尊厳は平等である」という考えは、
どのような患者さん、ご利用者もその人らしく人生を過ごすことであり、その人の意思を尊重し、その人らしく過ごせる環境を提供することが我々、医療人としての使命であると思っています。
日々の医療や業務の中で、私たち一人ひとりが立ち返る共通の視点として、常に意識する考え方です。

私はこれまで、長年にわたり医療の現場に身を置く中で、
患者さんと向き合い、家族の思いに触れ、そして多くの職員と共に働く中で、「人の尊厳は皆、平等である」という思いを、医療を通じて強く抱き続けてきました。
人は、病気の種類や重さ、年齢や背景、立場の違いによって、尊重の度合いが変わる存在ではありません。
医療に携わる私たちは、その事実を誰よりも深く理解していなければならないと、私は考えています。

医療の現場には、さまざまな立場の人が関わっています。
患者さん、ご家族、地域の方々、そして医師、看護師、セラピスト、医療技術職、事務職、委託スタッフを含むすべての仲間。役割や立場、経験の違いはあっても、そこに優劣があるわけではありません。

「人の尊厳は皆、平等である」というテーマは、
目の前の人を、先入観や思い込みで判断していないか。
忙しさを理由に、誰かの声を置き去りにしていないか。その問いを、私たち自身に投げかけるものです。