また、第一グループの3日目、第二グループの1日目にあたる26日に、健育会グループ 竹川理事長からの講話が全新社会人に向けて行われました。
(詳しい内容は「理事長トーク」をご覧ください)
使命感を持って行動する
- 今年のスローガンは、「一人ひとりの使命感が、ビジョン実現の原動力です。」である。使命感というのは、新人であれベテラン職員であれ、皆さんに持って欲しいと考えている。
- 使命感とは、医療介護に従事するプロフェッショナルとしての「高い倫理観」と「奉仕の心」を持って職務を全うすることである。
- 「高い倫理観」を持つということは、その職場の規則を守って規律正しく行動することである。新入職者はまず職場の規則をよく勉強して規律ある行動を心がけて欲しい。規則から外れた行動をする人がいると、組織として成り立たなくなる。
- 毎日仕事をしている中で常に「奉仕の心」を持つのは難しいことだと思う。しかし、大事な局面では必ず「奉仕の心」を持って患者さん・ご利用者に接することが大切である。
新入職員の「責任感」とは
- 入職したばかりの皆さんは、「自分で責任を取ることができない」ということを自覚することが大切である。
- 患者さんやご利用者などに曖昧な答えを絶対してはいけない。「少しお待ちください、上司に聞いて参ります」ということを、怒られても嫌な顔をされてもいい続けるようにして欲しい。
- 先輩から「自分で責任をもって行動していい」と言われるまでは、これを言い続けることが、皆さんの「責任感」である。
100-1はゼロ
- 医療・介護に限らず、サービス業というのは100引く1は、99ではなくゼロになる。ちょっとしたミスが大きな問題に発展したり、大きな問題にならないまでも、患者さん・ご利用者からの評価がゼロになってしまう場合がある。
- ネガティブな行動は組織全体に影響を及ぼす。皆さんは「自分がマイナスの要因を作らない」ということを心に留めて行動して欲しい。それが規則正しく行動するということにもつながる。
使命感は育てるもの
- 私は「使命感」というのは、組織の中で育むものだと考えている。
- 一つは「勉強」である。健育会グループには、色々な研究会、発表会があるため、是非そういう研究会や発表会に積極的に参加をして欲しい。加えて、健育会グループでは組織として様々な勉強のシステムを用意しているので、是非それを活用して技術や倫理観を身につけて欲しい。
- もう一つは「評価」である。「高い倫理観」と「奉仕の心」で褒められるような仕事をして欲しい。上司から褒められる、ご利用者から褒められる、そういうことで更に使命感が育まれていく。また健育会には優れた行動をした人を評価するシステムがある。
- 健育会グループには、勉強の場と評価システムがあることを理解して、日々自分たちの使命感を磨いていけるように努力して欲しい。