平成25年6月8日、LEVEL XXIにて、「第8回 健育会グループ チーム医療症例検討会 in 東京」が開催され、健育会グループの各病院施設から、約200名の職員が集いました。
開会に先駆けて、今回の検討会のホストである竹川病院の田中眞院長より、チーム医療症例検討会を、より有意義なものにしましょう、との挨拶があり、その後、竹川理事長より、チーム医療症例検討会のポイントについてのお話がありました。
「チーム医療症例検討会は、今回で第8回目を迎えました。以前、「合同事例研究会」として第9回まで行われていたものを、今から8年前に「チーム医療症例検討会」と名前を変えて今回で8回目の開催となったこの検討会は、健育会グループの中でも一番歴史ある勉強会となっています。チーム医療症例検討会は、「チーム医療を発揮することで、現代の医学の常識を超えて奇跡の回復を成し得た症例」を発表し、グループで共有しようということが主旨です。昨年より介護のMVVを新たに作成したこと、また、医療と介護の症例で成果が若干違うため、発表を医療と介護に分けました。
症例発表の介護の部では、ご利用者に提供するバリューである「輝きの一日を」を実現した症例が発表されます。私たちの介護施設をご利用している皆さんが、一日を輝いてほしいと願い、日々職員は介護に従事しています。発表の中では、どうしてご利用者の目が輝いたのかということに注目してください。
また、医療の部では、チーム医療によって医学の常識を超えて、患者さんの状態が回復したという症例の発表があります。健育会ではそれらの症例をミラクル賞として、毎月表彰しています。病院に来る全ての患者さんが「質の高い医療」を病院に期待しています。健育会グループでは、「質の高い医療」とは、確立された「チーム医療」と定義しています。チーム医療により起こすことができた奇跡のような症例に注目してください。」