2016年9月3日(土)第11回目のチーム医療症例検討会が行われました。今回はいわき湯本病院が幹事となり、いわき市の象徴的な場所であるスパリゾートハワイアンズ コンベンションホール「ラピータ」にて開催され、各病院・施設より、多職種に渡る約200名の職員が集いました。
会のはじめに、竹川理事長から以下のようなご挨拶がありました。
「健育会グループでは様々な研修会を行っていますが、その中でも「チーム医療症例検討会」は最も歴史ある研修会です。そしてなおかつ、すべての職種が関わる研修会であり、チーム医療を大切にしている健育会らしい研修会だと私は考えています。
すべての演題は、私が選出した「ミラクル賞(医療)」「キラキラ介護賞(介護)」の症例の中から選ばれています。ミラクル賞においてもキラキラ介護賞においても、病院・施設によって受賞している数に差があり、複数受賞しているところもある一方、1回しか取れていないところもありま す。1回しか獲れていない施設は、複数獲れている施設の発表をよく聞いてどうして獲れないかということのヒントを得てください。
どちらの賞も、そのキーワードは「チーム医療」です。すぐれたチームワークが患者さん・ご利用者の状態を大きく改善し、 素晴らしい成果が得られるものと私は理解しています。チームワークということに焦点を絞り、発表を聞いて欲しいと思います。私としては、選定の際に症例の内容はしっかりと理解しておりますので、発表者の熱意ある姿勢とフロアからの活発な質問に興味を持って拝聴したいと考えています。」
その後、筑波大学附属病院 横谷 省治 先生を講師としてお招きし、『2025年のその先を見据えた地域包括ケアを考える』という演題で教育講演を賜りました。