最新レポート

ひまわり在宅サポートグループ 介護福祉士/高野 香

ひまわり在宅サポートグループ 介護福祉士/高野 香

「ありがとう」のチカラ
長年、在宅生活を送ってきたが、数年前から原因不明の歩行困難からの寝たきりとなり、高齢の母が在宅で介護していた。民生委員の介入で障害福祉サービスに繋がり、生活介護(通所)を利用した事により心身状態が向上した。「ありがとう」の声かけにより、在宅生活にも変化が現れ、ご本人ばかりではなくご家族にとっても介護軽減に繋がる良い結果が得られた。

ライフケアガーデン熱川 看護師/土屋 直美

ライフケアガーデン熱川 看護師/土屋 直美

再燃を繰り返す褥瘡完治にむけて~介護スタッフとの連携~
体力が低下し再燃を繰り返す褥瘡に対して、注意深く観察を重ね、臥床時の体位や排泄処置の工夫を行い、PDCAを繰り返しながら、介護スタッフへ指導する事で、穏やかな生活を取り戻した。完治までに一年と言う月日がかかったが、看護と介護の連携ができ、栄養・除圧・排便・保清の大切さを改めて感じた症例となった。

介護老人保健施設 しおさい 介護福祉士/関 邦也

介護老人保健施設 しおさい 介護福祉士/関 邦也

排泄援助をすることでご利用者の笑顔を取り戻した事例。
頚髄症により、四肢麻痺出現。寝たきりの生活が主となり、介護依存が強くなったご利用者が、寄り添ったチームケアを提供することで意識が変化し、ADLの向上がみられた。全てをやってあげるのが優しさではなく、その方自身ができる喜びを感じることが出来るケアを提供することが重要で、今回のケースは自己達成が可能になったことで、生きがいを感じていただけた症例となった。

ケアセンターけやき 作業療法士/神田 幸洋

介護老人保健施設 しおん 看護師/成澤 美由紀

趣味をきっかけに活動意欲を取り戻し10年間の自宅引きこもり生活から脱した症例
大学中退後、職を転々とし58歳から自宅引きこもり生活をしていた。2年後、原因不明の下垂足症状が出現し、一時的に歩行困難となる。訪問看護を利用し趣味の漫画をきっかけに活動的となり、引きこもり生活から脱することができた。訪問開始から2年半の長期的な介入となったが、歳月をかけて気持ちに寄り添うことで社会性を取り戻すことができた症例となった。

教育・研修