最新レポート

講演の後は、介護の部の症例発表が行われ、以下の8症例の発表が行われました。

症例発表[介護]の部〈全8題〉座長淑徳短期大学社会福祉学科 学科長 亀山 幸吉 教授

介護老人保健施設 オアシス21 理学療法士/清治 聡子

介護老人保健施設 オアシス21 理学療法士/清治 聡子

「心の健康」を意識しご利用者の「やりたい」を実現
「杖歩行」という目標に向けリハビリに意欲的だったが、経過中に腰痛が悪化。目標を失い消極的になった症例に対し、「心の健康」を意識したメンタルフォローを実施。ご本人とのお話の中で、目標を「杖歩行」という漠然としたものから、「パークゴルフ」という具体的なものに変更し、良好な結果を得た。

特別養護老人ホーム ケアポート板橋 介護福祉士/佐山 いずみ

特別養護老人ホーム ケアポート板橋 介護福祉士/佐山 いずみ

ご利用者とその家族の「孫の結婚式に出たい」というビジョンをチームで実現
「春に孫の結婚式があるのですが母の参加は難しいでしょうか」と9月にご家族から出たご希望を実現するために、各部署の職員が高いプロ意識とチームワークをもって、翌年4月を目標にリハビリプログラムを実施。ご利用者の高いモチベーションを維持しながらADL向上を実現し、ご利用者、ご家族に感動の一日を提供することが出来た。

ライフケアガーデン湘南 介護福祉士/石田 典子

ライフケアガーデン湘南 介護福祉士/石田 典子

ご入居から看取りまで。その人らしい心豊かな人生を。
強い介護拒否状態から、観察の手法見直し、介護・看護が一体となったケアの統一化、薬剤調整等により、生活環境に対しての不安が減少し、ご本人とご家族に笑顔を見い出せた。結果として日常生活に輝きを取り戻し、ご本人にとって良い最期を迎えて頂くことができた。

介護老人保健施設 しおん 看護師/成澤 美由紀

介護老人保健施設 しおん 看護師/成澤 美由紀

やりたいことをやらせてあげたい~笑顔がいっぱいへの活動日誌~
ご自宅での寂しい療養生活から入所し、人との関わりが上手く出来ず、活気が見られなかった方に、「入所者に対してただ介護・看護ケアを行なうのではなく、寄り添い、傾聴し、希望に向けて進んでいるのを実感出来るようなケアが重要」と考えから、スタッフが積極的に働きかけることで意欲的な生活を取り戻すことが出来た。

教育・研修