Vol.253 創業者・初代理事長の命日に幹部とともに墓参しました

その後、西之坊に移動して住職にお経を上げていただきました。状況を加味して、換気を徹底。万全な感染対策のもと行いました。

読経後には墓前に参り、父に事業の報告をいたしました。治療して病気を治すだけでは全ての人が幸せにならない、その考えからいち早くリハビリの大切さに気づき、行動に移した先代。その精神は現在も、健育会に受け継がれて生き続けています。

創立者・竹川不二男 先生

余談ですが「不二男」は、富士山のもとで生まれたにも関わらず「不二」の漢字を受けています。これは仏教が由来だそうです。「駿河には過ぎたるものが二つあり 富士のお山に原の白隠」――沼津で富士山と並んで称される禅僧・白隠の教えに通ずる「不二」。「相反するものを突き詰めると同じものである」といった意味です。医療と経営も同様。一見、混じり合えないものも同じ土台で考えなくてはなりません。父の受けた名が息子であるわたしの経営哲学につながることに、改めて感じ入る一日となりました。