2023年2月4日、「第17回TQM活動発表セミナー」を実施しました。今年も新型コロナウイルス感染防止のため、神保町本部と各地の病院施設によるWEB会議形式での開催です。
日々の業務を継続的に改善していくためのTQM(トータルクオリティマネジメント)活動、今年で17回目となる「TQM活動発表セミナー」では1年間の取り組みの発表と表彰を行います。
審査員長は昨年に引き続き、東邦大学医学部医学科社会医学講座医療政策・経営科学分野教授の長谷川友紀先生に務めていただきました。
セミナーのはじめに、17回を迎えた発表会の抱負について私が開会の挨拶をしました。
健育会グループで毎年行ってきた「TQM活動発表セミナー」が第17回目を迎えました。継続は力なりと言いますが、皆さんの活動が確実に定着しつつあることを実感しています。今回の抄録を読む限り、記録業務の時間短縮など日常業務の効率化に着目した改善や、褥瘡の不安軽減、体操の参加促進など質の向上に関する活動も活発だと感じました。
これは私が常々皆さんに伝えている「従来の関心に捉われず、知恵と工夫で業務を効率化すること」また「医療介護に携わる者としての使命感を育むこと」を実践した結果だと思います。
その一方で、多職種で構成されているチームだけでなく、看護師やセラピストだけのチームも見受けられました。多職種の参加から生まれる多様な視点やアイデアが、よりよい改善活動に繋がると思います。そしてそれが健育会の目指す「one team」であり、今年の目標である「our team」に繋がりますので、その点は意識して取り組んでください。それでは今回の発表を楽しみに聞かせてもらいます。