Vol.281 今年は107名の方が永年勤続表彰されました

表彰式では一人一人に直接、表彰状と花束をお渡しし、その後皆さんからも謝辞を述べていただいています。今回はその一部をご紹介します。

竹川病院 作業療法士 藤澤知弘さん


本日はこのような栄誉ある表彰をしていただき、またこのような盛大な表彰式を上げていただき身に余る光栄でございます。竹川理事長をはじめ諸先輩方、各関係者の皆様、厚く御礼申し上げます。永年勤続者を代表いたしまして一言お礼を申し上げます。

この機会に10年という歳月を振り返ってみました。思い返せば、新卒として竹川病院に入職した私は右も左もわからなく、自信なく働いていたかもしれません。ただ、与えられた職務に精一杯取り組み、そんな中で患者さんの笑顔や「ありがとう」の言葉を頂ける機会が増えていき、働くことの喜びを実感することが出来ました。愛情を持って親身に患者さんに接することが、患者さんの心の満足と身体機能を改善させるだけではなく、働く者自身のやりがいになっているのだと日々感じております。

プライベートでは結婚し、昨年子供も産まれ充実した日々を過ごすことができています。「娘」が生まれたことで「家族」を思う気持ちがより一層強くなりました。ご家族から大事な患者さんを預かっている身として気を引き締めながらこれからも親身な対応を心がけていきたいと思います。

また、今年度は関連グループではありませんが日本大学板橋病院に3か月間出向させていただきました。健育会だけではなく、日大にとっても前例のない新しい取り組みでありましたが、竹川理事長にご配慮と後押しをいただき、挑戦することができました。

来年度からは副主任の役割を仰せつかり、新しい挑戦への期待に胸を膨らませています。

まだまだ未熟な私ですが、これからも健育会グループの発展とミッション達成にむけて努力を続けることを誓ってお礼の言葉とさせて頂きます。

熱川温泉病院 医師 髙井泰彦さん


竹川理事長、お忙しい中、永年勤続表彰の場を設けていただき誠にありがとうございます。

平成14年に熱川温泉病院に勤務してはや20年が経ちました。その間、東日本大震災により健育会のみならず日本全体に激震が走りました。その未曽有の危機を竹川理事長の指揮のもと、健育会が一体となり乗り越えることができました。

近年では世界中が新型コロナウイルス禍に見舞われましたが、竹川理事長、田所院長の指揮のもと乗り越えつつあると思います。

これから先の病院の未来を考えた時、人口減少という避けられない現実を受け入れ、熱川温泉病院、健育会が発展するためには今まで以上の努力が不可欠と思っています。病院が存続し、患者、職員、さらに地域が幸せになるためには医師の指示、働きにかかっているという当たり前の事実を深く噛みしめて、これからの業務に当たらせていただく所存です。

最後に私事で恐縮ですが、休職中の医師招聘など、何かにつけてご配慮いただきありがとうございます。日勤のみの復職でありますが、現場を大事にしてできる限りの仕事をし、結果を出す覚悟です。

本日はわたくしたちの表彰の場を与えていただきありがとうございます。簡単ではございますが、感謝の言葉に代えさせていただきます。

竹川理事長、本日はありがとうございました。