Vol.281 今年は107名の方が永年勤続表彰されました

ライフサポートねりま 看護師 宇佐美敦子さん


本日はこのような機会を設けて下さりありがとうございます。

理事長先生、並びに職員の皆様に、10年間を振り返り、僭越ながらご報告させて頂きます。
10年前、急性期病院を退職後、竹川病院回復期リハビリへ配属となりました。
重症度が高く介助量も多い患者さんのケアは心身共に大変でしたが、関われば関わるほど、できなかったことが出来ていく、表情がでるようになる回復過程は、喜びややりがいにつながり、回復期看護の楽しさを知りました。
主任という役職を頂いてからは、しているADLとできるADLをいかに近づけるか、介護・リハビリ主任と熱く語った事もあり、多職種連携の大事さを学びました。

7年前、ここ大泉学園複合施設の開設にあたり、異動となりました。
新規開設のため、初めてのことが多く、ルールなど決めることが沢山ありました。
ベッド稼働率など数字を意識した病棟運営、また自分が竹川病院で経験した回復期看護の楽しさを新入職の看護師達にどう伝えられるだろうと試行錯誤しました。
そして、看護研究や全国学会へ出席する機会も多く頂き、健育会本部の方や系列病院の師長さんたちにお世話になり、組織のつながりを知りました。

そして約3年前、3階老健に異動となりました。
幅広い年齢層の看護師や介護職、セラピストが協働しながら超強化型を維持するために主任として何をすべきか、スタッフに助けられながらやってきました。
現在は役職から離れ、一職員として今までの経験を活かしながら働かせて頂いています。

色々あった10年でしたが、一人ではできなかったことばかりで、上司や同僚をはじめたくさんの方々、そして家族に助けられました。
今こうしてこの場に立たせて頂いていることに幸せと感謝の思いでいっぱいです。

これからも、愛情ある親身な関わりを大切に、ご利用者様が光り輝く毎日を送ることが出来るよう尽力させていただきます。

本日はありがとうございました。


表彰者の10年、20年の振り返りの言葉を聞くと、皆さん様々な困難に直面していくなかで、大きく成長し、病院・施設でワンチームとなってその困難を乗り越えてきたのだと感じました。

今年は、健育会グループ創立70周年の年となります。これからも、仕事の達成感、充実感を実感して職員一人一人が輝けるよう、健育会グループは、職員の皆さんが働きやすく、やりがいのある職場環境をより一層整えていく所存です。

表彰者の皆さん、本当におめでとうございました。