1つ目は、確固たる経営基盤。岸田首相は防衛費を上げて少子化対策に力を入れることを宣言しました。その代わりに削られるのは介護費と医療費です。つまり日本政府は次世代に舵を切ったということ。日本国が長く続くためには必要なことですから、私は決して悪いことではないと思います。むしろそれを補うのが私たちの民間の知恵です。our teamとして職員全員が経営に参画し、経費を切り詰めて1点でも収入を上げ、1人でも多く価値をあげることを全員で考えていく必要があります。
2つ目は、愛情を持った親身な対応。これは単に情緒的に優しい対応をするのではなく、医療従事者として科学的に、患者さんやご家族の気分が良いと感じるユーホリックホルモンが分泌されるような対応をするということです。
科学的な観点で愛情を持った親身な対応をする、そしてour teamとして全員が経営に参画するという両輪が揃ってこそ、光り輝く民間病院グループとして更なる発展を遂げられるのだと思います。
最近は、病院や老人ホーム、海外の医療施設からも健育会グループにパートナーになって欲しいと言われることが増え、評価が高まっています。しかし無闇に事業を拡大するのは危険です。しっかり足を地につけて、私たちができること、そして皆さんがやりたいことを選択しながら、少しずつ事業を伸ばしていきたいと思います。
今日参加した皆さんには、our teamとして「自分は健育会の一員である」ということを再確認していただければ大変嬉しいです。
最後は、参加者全員で記念撮影を行いました。70周年を迎えた健育会グループのこれからの展望について、たくさんの職員と共有することができ、大変有意義な会になったと思います。健育会グループの一員として、これからも一緒に頑張っていきましょう。