Vol.287 新型コロナウイルス感染症5類移行後、初めての敬老会が開催されました

石川島記念病院

  • 重田院長の挨拶の後、長寿表彰で6名の入院患者さんに花束を贈呈しました。その後、2組による音楽演奏でお楽しみいただきました。
  • 1組目は高校生2人によるピアノとバイオリン演奏。陸上部のお友達2名がこの日の為に練習し、3曲披露していただきました。入院患者さんにとってはお孫さんと同年代で、皆さん目を細めて、暖かく手拍子されていました。2組目は音楽大学の学生さん3名による演奏です。入院患者さんお馴染みの曲も多く、皆さん手拍子とともに、歌詞を口ずさんでいらっしゃいました。中には目に涙を浮かべる患者さんもいらっしゃり、生の音楽の力に驚きました。
  • コロナ禍で入院患者さん全員の参加とはなりませんでしたが、皆さんの笑顔を見て、来年は更に皆さんに楽しんでいただける敬老会にしたいと思います。

ライフケアガーデン熱川

  • 今年の敬老会は4年ぶりにご家族と外部ゲストを招待し、盛大に開催することができました。
  • 昼食会のメニューは栗ご飯、天ぷら、伊勢海老の味噌汁といった松花堂弁当をご用意。食養課が腕を振るった海の幸、山の幸に皆さん大変喜ばれ、舌鼓を打っていました。
  • 昼食後は傘寿3名、米寿2名、卒寿4名、白寿2名、百寿2名の計13名を対象に長寿の表彰を行い、余興として外部ゲストによる日本舞踊、職員によるジャンボリミッキーのダンスを披露しました。日本舞踊では色鮮やかな着物と艶やかな舞踊に皆さん引き込まれ、ジャンボリミッキーではご入居者は集団体操の時間を利用して1ヶ月前から練習しており、当日は職員総勢23人が被り物や衣装を身につけ入居者さんと共に陽気なダンスを披露すると、ご家族はリズムよく踊る姿に驚かれるとともに、一緒に踊りだすご家族も沢山いらっしゃいました。ご入居者、ご家族、職員からは笑顔があふれ楽しい時間となりました。

これまで遠方や感染症を理由に、なかなか会うことが出来なかったご入居者とご家族は久しぶりに楽しい時間を過ごすことが出来、「幸せホルモン」が溢れていたのではないでしょうか。職員もまた、久しぶりの通常開催に多くの方々の喜びを直接感じたことで更なるやりがいと幸せな気持ちになると共に、来年の敬老会も楽しんで頂けるよう誓いを新たにしました。