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全病院・施設の予算ヒアリングが4月末に終わりました。予算作成に当たっては、昨年からこれまで使っていた様式を一新しています。その理由や、わたしが期待する運営についてお話しします。
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予算ヒアリングの決定は、各病院や施設の部門長と行なっています。しかし、予算要約書は、現場のみなさんの声を取り入れて作成されていなければ単なる作文です。現場の方々に“どのようにして予算計画が作られているのか”“どんな形として仕上がっているのか”を今一度確認していただきたい。それが今回の理事長トークの目的です。
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前回のヒアリングから予算作成のフォーマットを変更しました。まずは「全員参加型」であることです。それを前提に、予算の年度目標に大きな3本の柱―「安全」「経営」「親身な対応」―を建てました。重要なのは順番。何よりも優先すべきは、患者や利用者の「安全」です。その上でしっかりした経営をし、「親身な対応」を心がけます。