2024年度JICA課題別研修「高齢化社会の政策と実践:地域における高齢者包摂の推進」において、視察・研修団がケアポート板橋を訪れました。
独立行政法人国際協力機構(JICA)における、2024年度JICA課題別研修「高齢化社会の政策と実践:地域における高齢者包摂の推進」を委託されたJicwels(国際厚生事業団)より、視察施設としてケアポート板橋が選ばれました。
視察当日は、バングラディッシュ・ブラジル・チリ・キューバ・モルディブ・モンゴル・スリランカ・マレーシア・ベトナム・インドネシアの10カ国に加え、高齢社会対策に関連する政策及び施策立案に関わる中央省庁(保健省、社会福祉省等)や行政官がケアポート板橋を訪れ、視察・研修を行いました。
アジア、中南米等を始めとする多くの途上国において、急速な高齢化に伴い、高齢者に対する医療や介護サービスの強化、年金制度などの所得保障や社会参加の促進など政策的対応の必要性が指摘されています。これらの課題への対応を支援するため、本視察・研修は、他にないスピードで高齢社会を迎えた日本の高齢化対策の知見と経験を活用し、高齢化への政策対応における行政官の能力強化となります。
午前中には日本における介護サービス制度の説明を宇津木ホーム長より実施。またケアポート板橋での特化した取り組みや、DX導入事例を視察頂きました。