すべての発表が終わった後に、来賓としてお越しいただいた心臓血管研究所付属病院 院長 澤田準様より「私どもの病院の研究部門も臨床に立脚した研究をテーマにしており、本日の発表やご質問は非常に参考になりました。この研究は発表から、日本の医療・リハビリテーションをリードしていく成果が出ることを願っております。」とのご挨拶を頂きました。
最後に、第二部の講評を健育会グループ代表 竹川理事長が行いました。
「リハビリテーション研究発表においては、研究内容がもう一歩だと感じました。もっと力を入れて取り組み、リハビリテーションのパイオニア的存在にまで育ってほしいと願っています。リハビリテーション症例発表の内容は、症例の内容も症例に向けたアプローチも、素晴らしいものでした。また質問された皆さんも的確な質問を行っていました。」
健育会グループでは、医療に関わる者には論理的思考は不可欠であり、統計的な視点を常に持つことで、患者さんを診る目や業務全体に対する視野を広げることになり、現在そして将来の業務を改善しより質の高い医療の提供へと結びついていくものと考えています。これからも医療職の研究活動を重視し、このようなグループ内での情報共有や意見交換を行う場としての研究発表を、継続的に設けていきたいと考えています。