最新レポート
各病院・施設よりグループ内地区予選を勝ち抜いたTQM活動は以下の通りです。（前半）
- 糖尿病における食の我慢・あきらめの解消
- 糖尿病食は、常食の量を減らしカロリー・塩分をコントロールして提供されている。減量した食事の提供で本当に満足されているのか疑問に感じ、病気と向き合いながらも満足感のある食事の提供について取り組み、汁物を増量した。
- おしりにもスキンケアを 〜もも尻をめざそう〜
- 褥瘡の発生を防ぐために陰臀部のスキンケア方法を見直し、皮膚トラブルのあった患者18名をゼロにし、その後の皮膚トラブル患者の発生もゼロとなった。
- 病院・施設における障害者雇用率の向上
- 障害者雇用率の向上を目指し、現状把握・人事担当者への啓蒙、就職支援機関利用の強化など行った結果、取り組み実施前の1.2％だった雇用率が1.6％に上昇した。
- 尿留置カテーテル抜去への取り組み
- 尿留置カテーテルの改善数を上げるため、抜去可能患者のリストの作成・検討、リストを元にした病棟での検討し、抜去計画を実施した結果、尿留置カテーテルの月平均改善数が、取り組み前月平均4.8人から8.6人にまで上昇した。
- 喬成会の通所サービスの魅力を知って
利用に繋げよう！ 〜在宅部門の発展に向けて〜 - ケアマネージャーが併設3通所サービス事業所の魅力をしっかりと理解できていないという問題が顕在化したため、内覧会・プレゼンテーション、広報誌の作成や連携会議を行う等した結果、理解度が向上した。
- 入院から1カ月の転倒転落事故を減らそう！
- 事故レベル1以上の転倒転落事故は入院後1カ月以内に発生するケースが多いため、その時期の発生を減らすために転倒転落防止ツールを入院受け入れ書類に入れる、離床センサー選択基準の作成するなど取り組み、転倒転落事故件数を減らすことができた。
- 介護技術向上におけるご利用者の重度化予防
- 拘縮があるご利用者に対して、正しいポジショニングを行うことで関節可動域が広がったなど、良い変化が表れたため、正しくポジショニング出来る職員の割合を増やすために、チェックリストの作成やフロア会議での知識技術の確認・テストなどを行った結果、その割合が増加した。
- 入所ご利用者における皮下出血、表皮剥離の撲滅
- 介護に携わった経験の少ない新人職員が増加した結果、ご利用者の皮下出血、表皮剥離が増加傾向となったため、トランス方法のビデオ撮影と講習実施、二人介助の義務づけ、保護クッションの作成・取り付けなどに取り組んだ結果、皮下出血、表皮剥離を減らすことができた。