また、健育会グループで支援しているプロバスケットチーム レバンガ北海道から、スペシャルゲストとして折茂武彦選手においでいただき、新社会人にむけてのメッセージを頂きました。
健育会グループとレバンガ北海道は、まったく違う業種ですが、組織と言う点では共通しています。僕がレバンガ北海道に関わって組織として大切だと感じていることは3つです。
一つ目は、「規律」です。規律を守れない組織はうまくいきません。規律とは、挨拶や礼儀など様々なことがあります。2つ目は、「習慣」です。君たちは今、僕の話を聞きメモを取っています。メモをとるということも習慣です。これはとても良い習慣だと思います。そのように、常に良い習慣の中で、組織はできていきます。3つ目は、「覚悟」です。覚悟・本気が無いと夢は叶いません。組織の中で、一人が覚悟が無い、一人が規律を乱す、となっていくと、組織が成り立たなくなります。組織が壊れるのは簡単です。一人が何かしてしまえば、組織というのはすべておじゃんです。全員が、同じ目標に向かって同じ気持ちで覚悟を持って進むことが大切です。
僕自身は、いまだに成功したとは思いません。でも、成功するためにはどうしたら良いのか自分なりに考えました。子ども達によく話すのは、「成功の反対は何だ?」ということです。「失敗」という答えが返ってきます。でも、僕の中では成功も失敗もイコールです。成功している人は、必ず失敗もしているからです。失敗して、成功する。何が大切なのかと言うと、同じ失敗を繰り返さないことです。そこで最もやってはいけないことは、言い訳です。言い訳する人は絶対に成功しません。君たちは特に、医療・介護と言う命を預かる職場で働く人たちです。言い訳は通用しません。