介護の部の症例発表では、淑徳短期大学社会福祉学科 学科長 亀山 幸吉 教授が座長を務め、以下の8症例の発表が行われました。今回は発表の前に、「理念共有プロジェクト」の成果として、施設理念、理念実現時の姿、将来像、夢等の発表も行われました。
介護老人保健施設しおん
介護福祉士/桶谷雅志
平成24年4月に開設した老健にて、入職して1年に満たない職員たちが、ご利用者のBPSDを乗り越えながら、ご利用者とご家族のケアを行い、‘もう一度夫婦で外出したい’という想いを叶え、ご家族の感動を呼び、職員もチームとして成長できた。
お家でごはん
〜難病の嚥下摂食機能障害へのアプローチを通して〜
大崎ひまわり訪問看護ステーション
看護師/今井芳美
4年前に難病である多系統萎縮症と診断されて以降、在宅で療養しているご利用者の事例。「入院したくない」「好きな食べ物が食べたい」「お祭りに行きたい」という希望を実現するためにチームアプローチを行い、想いを実現した。