座長のいわき湯本病院院長 小針先生から、次のようなコメントがありました。
本日はお疲れさまでした。簡単に全演題についてコメントさせて頂きます。
ライフケアガーデン熱川では、職員の健康意識という頭を悩ませる問題に取り組んでおり、結果を出していたのが素晴らしいと感じました。
いわき湯本病院では、内服与薬のアクシデント防止として、リストバンドの徹底という1つのことに注目して活動している点に興味を持ちました。
ケアセンターけやきでは、ご利用者の入れ替え時間短縮を、ご利用者自身を巻き込んで成し遂げた点が素晴らしいと感じました。
介護老人保健施設しおさいでは、夜間入浴の実現という目標に、介護職員、そしてその家族まで巻き込んで取り組んでいることが目からウロコでした。
茅ヶ崎セントラルクリニックでは、透析中の患者さんはツりが辛いということを知りました。取り組みで、ツり回数が減少しており素晴らしい発表だと感じました。
石巻港湾病院では、双方向のダブルチェックが有効であるとの結果が示されました。DVDを作成しているがグループでも活用出来ないかと感じました。
喬成会ふれあいクリニックでは、ご利用者の自主性を引き出し、それがご利用者の喜びに繋がっていることが素晴らしいと感じました。
西伊豆病院では、対策実施前にはしっかりとは統一されていなかった与薬方法が統一され、波及効果として、薬剤師のセットミスなども防ぐことに繋がっていることが良かったと感じました。
花川病院では、目標の達成はできなかったですが、新たな問題も発見されており、与薬インシデント ゼロを目指してこれからも取り組みを進めて欲しいと思いました。
石川島記念病院の、利用しやすいフロアへの取り組みは、私の病院でも参考にしたいと思いました。
特別養護老人ホームケアポート板橋の取り組みでは、口腔ケアは大切であり、医療の質の向上に寄与出来る発表であったと感じました。
介護老人保健施設しおんでは、ユニットケアの理解が進み、ユニット炊飯でコミュニケーションが増えており、今後もご利用者の生活の自立を目指して、しっかり取り組んで欲しいと思いました。
ひまわり在宅サポートグループでは、新人教育マニュアルをつくり教育することで、ご利用者と新人の不安が解消できていることが素晴らしいと感じました。
竹川病院では、工夫を続けることできっと効果に繋がっていくと感じました。これからの取り組みに期待したいと思います。
ライフケアガーデン湘南の発表では、目標は達成でき素晴らしかったが、達成してもそれが当たり前になるので継続が大切だという考えがよいと感じました。
以上、皆様お疲れさまでした。