今回の健育会グループへの訪問は、エミリア・ロマーニャ州の病院や医療介護関係者などで構成されているコンソーシアム「Consorzio Colibrì」の主催で行われており、その「Consorzio Colibrì」のマネージングディレクターを勤められているAVERARDO ORTAさんと古くからの知人であった長谷川先生（健育会グループ TQM活動発表セミナー・審査員長）からのご紹介で実現しました。

視察団は総勢17名で、その構成員は「Consorzio Colibrì」に参加する病院経営に携わる経営者、エミリア・ロマーニャ州選出の国会議員、学者などとなっているとのことでした。イタリアでは、2016年には出生数が過去最低を記録し、また人口に占める65歳以上の方の割合も、欧州連合28カ国で最高を記録したとのことで、今回、イタリアの医療制度の今後の在り方などを考えていくにあたり高齢化社会への対応が進んでいる日本に学びに来られたとのことです。