Vol.204 石川島記念病院が診療を再開しました。

外来診療に関しては、今後は近隣の大病院から患者さんをご紹介いただくこともあります。逆に、石川島記念病院で十分な治療ができない場合は大病院を紹介し、治療が一段落してリハビリが必要になった時点で、改めて同院で受け入れるということもあるでしょう。病院だけでなく医師やソーシャルワーカー同士も緊密に連携を取り合い、今まで以上に地域医療への貢献を目指します。院長補佐の池﨑清信先生は、リハビリ病院の立ち上げに何度も関わってきた経験豊富な医師です。循環器内科が専門の重田院長と力を合わせて、石川島記念病院を盛り立ててほしいと思います。

石川島記念病院 池﨑清信院長補佐

今回のリニューアルで大きく変わった点としては、やはりリハビリ関連設備。以前カテーテル室だったところを、新たに「リハビリ室2」として改装しました。以前からあった一般床用の「リハビリ室1」に回復期病棟用のリハビリ室2が加わり、全47床のリハビリ専門病棟としては、広いリハビリスペースを備えるようになりました。また、浴室やトイレなどが、車いす対応に変わっています。

一方、休診前に石川島記念病院で働いていたスタッフの中には、辞めずに一時的に竹川病院などへ異動し、診療再開に合わせて戻ってくれた人達がいます。これは私個人としても大変嬉しいことですし、そのスタッフ達が再開当初の屋台骨を支えてくれます。経験や実績が豊富なスタッフ達なので、同院の大きな強みになるでしょう。休診前に導入していたハイスペックのCTやMRIは、再開後も引き続き使用します。同院の規模で、これらの高性能医療機器を備えている点も、特徴の一つだと自負しています。